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ピエール・ブーレーズが亡くなったとのこと。
既に高齢だったからいつかは、ということは分かっていたけれど、やはり実際の訃報に接すると非常に残念に思う。 僕のブーレーズ体験を思い出してみると、いちばん最初に聴いたのは中学生か高校生の頃のこと、バルトークの<弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽>とストラヴィンスキーの<火の鳥>の組曲が裏表になっているレコードでだった。レコードと言うのだから当然DGで録音した新しい方のものではなく、コロンビアというかCBSソニー時代の録音である。バルトークについてはDGのシカゴ響と録音したものも聴いたけれど、僕としてはBBC響との旧録音の方がより鋭く凄みのある演奏だと思っているので、こちらの方が未だに断然好みだったりする。 <春の祭典>について言えば、遺された録音はどれも素晴らしいと思っているが、ある意味、あからさまな攻め方が分かりやすいフランス国立放送管との録音(1963年)がいちばん面白く聴けている。 という感じで、彼が遺した他のいろいろな録音もそれなりに聴いてきたのだけれど、「こんな曲をブーレーズが!」という感覚でついつい入手してしまったのはシカゴ響の自主制作盤だったか、ヤナーチェクの<グラゴル・ミサ>のオリジナル版が収録されているCD。まあ、これは僕の中では愛聴盤になったとは言い難いのだが。そう言えばフランク・ザッパの<パーフェクト・ストレンジャー>なんかも手元にはあるけれど、今となってはこれもそんなには楽しんではいない。 実演の方の体験、というと客席ではなくて舞台袖から、だったりする。それはロンドン響との来日公演で、バルトークの<弦チェレ>とマーラーの交響曲第5番という、なかなかヘヴィな(普通に普通のクラシック好きからすると「おいしい」)プログラムの演奏会だった。前述のとおり、僕は彼の<弦チェレ>には特に思い入れがあったから、舞台袖に居ながら(つまり公演スタッフとしてそこに居たのだが)とても興奮しっぱなしだった。マーラーも予想外に熱い演奏で素晴らしかった。客席でこの演奏を聴けなかったのはもったいなかったが、舞台袖から観られたのも面白いことだったと思う。 作曲家、ブーレーズ。正直なところ、指揮者としての彼に比べると、そんなに彼の作品には触れてこなかった。代表作とされる<ル・マルトー・サン・メートル>は、「とりあえずスゴイ曲なんだろうなあ」ぐらいには思うが、単純に好みで言えば<リチュエル>の方かなあ。
by mwaka71
| 2016-01-07 00:47
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