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もうちょっと早く行こうと思っていた<レオ・レオニ 絵本のしごと>展にようやく出かけた。
とりあえずチラシ・ポスターのデザインがとても好みだったし、そのノリなら観に行ってがっかりすることは絶対無いだろうとも思っていた。 で、実際非常に楽しかった。チラシ裏には小学校の教科書にも載っている<スイミー>の作者として紹介されているけれど、多分僕はその世代じゃない。でも作品、というか絵本の原画を観ているうちに、これまでにどこかで観たものが結構あるなあ、と思った。僕自身はずっと独り者なので絵本を手に取る機会は日頃無いはず。それで思い出したのは、かつて知人夫妻に赤ちゃんが生まれた際に、彼らから出産祝いを貰えるのなら絵本が欲しい、と言われた時のこと。仕事帰りに新宿にあったジュンク堂に出かけて滅多に立ち入らない絵本のコーナーを物色した。その夫妻も結構センスが良い人たちだったので、あんまりベタなものはどうかと思いながら観ていると、レオ・レオニの絵本に行き当たった。結局、多分その中の1冊か2冊かを選んで贈ったんじゃなかったかなあ。 実際のところ何を贈ったかは覚えていないけれど、その時に間違いなく目にしたもののひとつが<ペツェッティーノ>だった。どぎつくはないがカラフルでかわいい感じはするけれど、一方でその物語は大人が読んでも深さを覚えるもので、立読みレヴェルでもとても感銘を受けた。 それに<おんがくねずみ ジェラルディン>もあった。僕も含めその夫妻もまた音楽に近い仕事に関わっていたので「あー、これもいいよねえ」と思ったはず。 ということを、観終わって家に帰ってから記憶をたどって思い出した。 その上記2作を含め、のねずみの<フレデリック>他の絵本作品の原画を今回は観たのだった。記憶の上書きみたいな感じにはなるのだけれど、絵本ではなく原画を直接観てみると、セリフというか文章が入っていない分だけ絵の素朴さ加減が際立って感じられる。 そこに描かれている動物たちはみんなかわいらしいのだが、例えば某有名なねずみのキャラクターだったり、各地のゆるキャラのようなある種のいやらしさは無い。多分、それらが人からのウケをすごくストレートに狙っている存在だからなのかもしれない。だから尚更レオニの動物たちが素直にかわいらしく見える。 僕が観たのは平日の昼間というせいもあってか、子供連れの姿もほとんど無かったので、心穏やかにレオニの作品を眺めることが出来たので、とても良かった。ほっこり、なんていう表現は僕は日頃使わないのだけれど、多分、こんな感じなのだろう。 因みに、出口の所に設けられているグッズ販売コーナーがいつもの展覧会よりも充実していて、それはそれであれもこれも欲しくなったので、困った。
by mwaka71
| 2014-01-10 01:21
| 美術
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