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一応、年末年始休みも明けてはいるが、まだ少々ぼんやりとした感覚が残る。
しかし、その最中にずっと気になっていたのがパレスチナやイスラエルの情勢だ。僕は所詮極東に住む一般人だから、エラそうなことを言える立場には無い。だからここで思うことを述べても、それは単なる感想であり、また無力である。そんなことは分かってはいるが、自分が無関心でないことを自身で再確認したいので、メモっておく。 今行われている破壊の直接の原因をよく理解はしていないが、結局のところ、相手への不信感が戦争状態を招いているように思う。あのエリアに限った話ではないが、相手を抹殺すればそれで自分たちに間違いなく平安がもたらされると考えるのは愚の骨頂ではないか。 組織対組織、あるいは社会対社会という構図は勝負をつけやすい。だがあのエリアではそんな単純な話ではない。組織を破壊出来たとしても、それはその時点での組織の有り様であって、集団から解放された一人一人が旧組織以上の先鋭さを容易に持ち得るのである。自爆テロなどはその最たる例だろう。今ある組織を破壊することで、却って自分たちの日常が脅かされる危険性が増す、という風に考えはしないのだとすれば、不思議なことだ。 戦争は、如何に自分が肉体的に傷つくこと無く、殺そうとする相手の表情を見ずに殺せるか、という点で変化してきた側面があるように思う。それは戦争の現実の片側にあるはずのものを完全に削ぎ落としてしまうから、結果生じる被害の現実の存在そのものをも覆い尽くしてしまう可能性が大きい。一方で自爆テロは、自分を終わりにしてまで相手を殺し傷つけようとする。惨禍を目の当たりにすることはあっても、生まれるのは恐怖と不可解さだけだ。 相手への不信感を解消するためには、やはり双方で言葉を交わす必要がある。ただ、そこで自分たちの権利の正当性、正統性ばかりを主張するのは全く建設的ではない。不信感が増す怖れだってある。話せば分かる、ということを無批判に信じてはいけないが、だが一方で、決して分かり合えないと考えるべきでもない。せっかく言葉を交わすのであれば、どうすればお互いが共存し合えるかということを徹底的に追求するべきだろうし、知恵を出し合うべきだろう。憎しみの感情が、生きる意味に繋がっているのだとすれば、虚しい。積極的に愛せとも言えないが、少なくとも、相手に危害を加えない程度に、互いの存在を認め合えれば。 ということを3日前には大体書いていたのだけれど、どうも考えがまとまらない(いつものことだが)から、下書きのままにしていた。だが、日々深刻さを増していく状況を見るにつけ、まとまるとかまとまらないとか言う以前にどう思っているのか、ということだけでも、とりあえず書き記しておくべきだろうと考えた。とにかく、殺し合いは今直ぐ止めなさい。止めてください。以上、極東に住む一般人の願い。
by mwaka71
| 2009-01-11 03:32
| 今日ふと心に浮かんだ考えは。
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