全国的には第2話が放送されたはずだが、大分の地上波では今日(月曜日)が<のだめカンタービレ>初回放送。
いわゆるラヴ・コメディとしては、まあそんなもんなんでしょう。笑い、それなり。原作を知っていると物足りないか。そして案の定、音楽は横に置いとかれる。
もちろん上野樹里が意外に、意外に?ハマっていたのは良かったと思う。楽器をそれほど触らないせいか、玉木宏もまあそれなり。竹中直人は予想どおり。軽部真一の指揮はノーコメント。何故あそこでいきなり第9なのか。西村雅彦は素晴らしい。でも原作の谷岡先生の方が更にお茶目である。
しかし、僕が今回いちばん驚いたのはヴィエラの役をやったのがズデニェク・マーカルだったことだ。パッと見で「あ、マーカル」と分かったのだが、まさか演技までするとは思わなかった。何故なら彼は本職の、チェコ・フィルの指揮者をやるぐらいのレヴェルの指揮者なので。そして、ついでに思ったのは、これは<のだめ>のヨーロッパ編をやらないという前提で作ってるんだろうなあ、ということ。そんなに何日間も撮影で拘束するのは無理だろうから。
総括。期待しないのに見続ける、というのはおかしなことだし、別にツッコミを入れる目的だけで見るつもりも無い。単に気になる、それだけ。ということで次回を待つ。