エリス・レジーナが好きだ。
初めて<Elis In London>を聴いた時には、のっけからぶっ飛んだ。こんな圧倒的な歌唱力の歌い手はそうザラには居ない。同じような存在? そうだな、美空ひばりかな(笑)。
とにかく僕はエリス・レジーナのアルバムには並々ならぬ関心を持ち続けている。と言って、一気に店頭にあるものを入手する!という荒技に出るつもりもないのだが。
アくマンゲイラ・メドレーのところだ。
エリスの凄みは、しっとりとした曲はもちろんちゃんと情感豊かに歌える上に、ノリノリの曲になった時の爆発的な勢い、張りでもって曲を征服していくカッコいい姿(音だけ聴いてもそう思える!)にある。だからこのアルバムでは最後の2曲だけでも十分おつりが来るぐらいに、イイ。
しかし<UPA NEGUINHO>の最高のヴァージョンは、もちろん<In London>だと僕は信じているのだが。