(文章データ欠落)
ウェイン・ショーター(t -sax)が在籍した時期だったと思う。メッセンジャーズが1964年に録音したアルバムを新たに2つ入手した。ひとつは2月録音の<KYOTO>①、もうひとつは11月録音の<'S MAKE IT>③である。因みに僕が前から愛聴している<INDESTRUCTIBLE !>②も64年、4月から5月にかけての録音だ。
この3つ、メンバーが少しづつ変わっていくのだが、①と②にショーターが入っている。②の録音後、ショーターはメッセンジャーズを辞めて、マイルス・デイヴィスのバンドに加入した。③のt-saxはジョン・ギルモアに代わっている。
さて3つを聴いてみると、②の完成度がとにかく突出している。曲も良いのだろうけれど、全体の緊張感、テンションの高さは圧倒的だ。次に①、②ほどのキレはないけれど、それでもまあそれなりのものだと思う。
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手に取るように分かる壮絶なプレイ。
サイドメンとしてのショーターの存在価値がよく理解できる64年の4つのアルバムでした。