実家から車で15分の我が家にUターン(笑)。
大晦日に録画をセットしてあった、ベルリン・フィルのジルベスター(大晦日)・コンサートの番組を観る。と言っても1999年の分である。前に同僚のM君が、あれば観たい、と言っていたヤツだ。
いきなりベートーヴェンの交響曲第7番の終楽章で始まる。次にドヴォルザークの交響曲第8番の終楽章。そう、これはいろいろな曲のフィナーレばかりを特集したコンサートだったのだ。マーラーの交響曲第5番の終楽章、ストラヴィンスキー<火の鳥>、ラヴェル<ダフニスとクロエ>、プロコフィエフ<アレクサンドル・ネフスキー>、シェーンベルク<グレの歌>のフィナーレと続く。ここで楽団メンバーから挨拶。相当にウィットに富んでいて笑える。あとはアンコール。
盛り上がりっぱなし、というのももちろん面白いが、何をやっても上手いベルリン・フィルの実力に、改めて、ただただ脱帽するのみ。書き落とした。指揮はクラウディオ・アバド。
企画力、センスの勝利。
ベートーヴェンの9つの交響曲をマラソン演奏するより、こっちの方が断然面白いぞ!