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雑誌の<switch>の最新号を目にしたくて、ここのところずっとウズウズしていた。<switch>からは随分の間、離れている。以前はこのテの雑誌、例えば<H>とか<cut>とか<studio voice>とかは、結構目を通す機会が多かった。まあ大概は緒川たまき関係だったのだけれど(笑)。
しかし、この数年は僕自身の経済的な問題や、ややああいうノリとの気持ちの上での距離感を感じていたから、立読みすらしていなかった。 だが今読みたくなった理由は、またしても笑福亭鶴瓶ネタである。僕の中でのお笑い基準は、タモリ、みうらじゅん、そして鶴瓶だと思って良い。最近、鶴瓶の露出度がまた増しているようで、ファンとしては嬉しい。 という流れでの<switch>の特集が今回は彼だったので。 写真の多さときれいさ(被写体がどうとかではなくて/笑)はともかく、見事なまでに総力特集っぽかったのがまた嬉しいこと。鶴瓶への取材も単に<ディア・ドクター>絡み程度にとどまらず、きちんと彼の出所から追っかけていたし。それは、ちょうど今春から鶴瓶(と小泉深雪)の司会で放送されている<A-studio>のように、非常に深く掘り下げた内容だと思う。それは、鶴瓶の周辺に居る人たちへのインタヴューについての人選がまた素晴らしくヴァラエティに富んでいたことからも分かる。もっとも、それは、今、鶴瓶が出演している番組や映画などの共演者や関係者ではあるのだけれど、それにしてもオセロ松嶋尚美や西川美和はともかくとしても、タモリや浅野忠信、山田洋次までそこには出てくるのだから、やっぱりスゴい。そう言えば、とんねるず木梨憲武との対談部分も面白かった。 そして特集全体を見渡した時に思うのは、今更ながらではあるけれど、笑福亭鶴瓶という人の面白さの原点が徹底した「人間好き」にあること、である。見事なまでに「人間嫌い」の真逆だ。普通の人間なら、ちょっと変わった人に出くわした時、驚くなり、軽い嫌悪感を抱くなりして、距離をじわじわと開けていくはずなのに、鶴瓶は逆のようだ。それに加えて、彼の美点は、基本的に人を本質的に貶めての笑いを求めない、ということだ。毒舌ではなく、厭味でもなく、人を笑わせることが出来る、という意味だ。これは意外に大変なことだと思う。 ということで、かなり手応えのある特集だった。 しかし、あまりにもそれで満足してしまったし、何よりもガッツリと立読みしてしまったので、結局、買わず、である。書店と出版社には申し訳ないのだけれど。
by mwaka71
| 2009-06-25 01:50
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