また歳を取った。
世の中的にもいい感じとは言えないご時世だが、僕自身もまた何度目かのあんまりよろしくない状況に追い込まれつつある中での、歳を取った、ということである。まあ、生きている以上歳を取るのは当たり前のことだから、それ自体はどうということではないのだけれど、それに伴って心配事が増える状態が鬱陶しい。
この数年間、健康診断を受けていないので実際のところ今の健康状態が良いのかどうなのかということを知らないのだが、ひとまず大きな病気をしてはいない。しかし、この先、まずちゃんと親を送り出せるのか、ということもあるし、その後ヘタに今の日本人の平均寿命並に生きてしまうと、それはそれで僕の経済状態やいい加減な社会保障の状態からすると多分酷いありさまになることも容易に想定される。
と、非常にネガティヴなことも考えてしまうが、一方でやりたいこと、やり遂げたいことがあると言えばあるので、それを果たすためにはどうにか生きなければならない、とも思う。そういう執着はカッコよくはないだろうが、これまでどれだけ無茶な生き方をしてきているか、という自覚もあるので、その分今更カッコいいも悪いもあるか、とも思う。
とにかくもうこの10年間はずっと「さまよえる大分人」としての生活を送ってきたので、そろそろ腰を落ち着かせることが出来たらなあ、と。
というグダグダな心境。