年末にしても年始にしても、大体この時期に書くことは決まっている。一年の反省だか、新年の抱負だか、である。まあ、ひとつの区切りだと思えばそれはそれでアリだろう。
ただ、特に年始の方は後で読むと自分が情けなくなることしきりである。目標をドンと掲げてしまい、結果それを果たせないことが多いからだ。もちろん、やりゃあいいのだが、そんなにしっかりしておれば今頃こんなことにはなってはおらん。
じゃあお手軽な目標を、というのも、それはそれでいかがなものか、と思う。
そう考えてくると、自己実現という、一歩どころか半歩でも間違えばただの自己満足に陥ってしまうような方向性の目標よりも、如何に周囲を喜ばせてあげられるか、という観点から物事を考えた方が張り合いも生まれるような気がする。
ただ、そこで大事なのは、自分が出来ることで、という注釈をつけることだ。結果的に他の人と同じやり方になっても良いだろう。背伸びをしたところで、出来ないものは出来ないのである。
と言ってみても、少しは自分自身のことも考えなければなるまい。ということで、初詣で祈ったことのひとつは「良縁祈願」だったりする。