ひと月前に大分に帰省した時のこと。
セが、間にかかる音楽、これがやっぱり気になった。そっちを思わず本気で聴き続けたので、予定以上の長風呂になってしまった。
その音楽。<郡上踊り>である。
岐阜県郡上八幡市の夏の風物詩であり、全国的にも有名な盆踊りが<郡上踊り>である。それは何曲もの唄と踊りが含まれている。僕は8年ぐらい前に初めて知って、その時も随分と面白く聴いたのだが、今回ラジオで聴いて改めて強い関心を持った。関西に戻ってから、CDがあるかどうか調べたら1種類あるらしい。神戸、京都、大阪の大きなCDショップで探したが、無い。結局久々にamazonに頼ることにした。
そして届いたのが<「郡上踊り保存会」の歌・演奏による 〜現地録音による〜 決定盤 正調 郡上踊り>である。
聴いた。
コレです!
よく聴けば、歌詞は好きあった者の別れや、虐げられた農民の物語など悲しい内容のものあるし、もちろんそうでないものもあるのだが、とにかく音楽がイイ。盆踊りだからだろうがリズミックな曲が多い。特に賑やかな<春駒>は正直言って何拍子か分からない。もちろん、面白い、という意味でだ。<かわさき>は合いの手がオイシい。逆にメインにすら聴こえる。そして聴いているうちに僕もつい口ずさむ(笑)。<げんげんばらばら>は太鼓のリズムに乗って歌も軽快だ。<ヤッチク>の節回しなんかに至っては東欧の匂いすらする。
わざわざ取り寄せた甲斐のある1枚である。これはしばらくヘヴィ・ローテーションだね(笑)。
今年の夏は郡上八幡に行ってみるかな。