冬なのに、さまぁ〜ず!
ではないが、春にビーチボーイズを聴く。
P1曲。それでも短い。収録時間だけとれば今ならミニ・アルバム扱いだ。
しかし密度はめちゃくちゃに濃い。それはビートルズの場合と同じだ。
コード・チェンジ。音楽の軽やかさと親しみやすさ。2分ぐらいの曲なのに、いきなり満足させられる。
デンポの速い、遅いに関わらず、上述の性格は11曲ずっと共通である。
パーカッションの扱い(鈴、タンバリン、カスタネット)だけをとっても素晴らしい。
完璧である。軽々しく使うべき表現でないことは承知している。しかしそれでも敢えてそう言いたい。
多くの人と同じように、彼らのアルバムでは僕も<PET SOUNDS>が最も好きだが、それ以外、それ以前のものでも質としては最上級だと思う。
ビーチボーイズの音楽を聴くことは、年中行事に挙げて良い。